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年代別の転職活動のポイント【20代の場合】

20代での転職活動は早すぎる?

新卒で入社した会社になじめない、実力が発揮できない等 その他様々な理由で多くの方が相談にこられますが、私の考えでは、理由によっては必ずしも早すぎることはないと思います。石の上にも3年という言葉もありますが、終身雇用がなくなった今、早く見切りをつけて転職するのもひとつの作戦です。実際、私も新卒で入社した会社を4年で転職し、前職でのキャリアを活かしつつ、人事の実務を経験するために大手電機メーカー系のソフトウェア会社の人事部に転職しました。この会社で採用や労務、人材教育や研修といった部門を担当させてもらい、様々な知識を吸収したり、経験をすることが出来たことが自信と自分の糧となり、再度人事・採用コンサルティングの営業に復帰し、現在に至っております。

 

年代別キャリアの考え方

 

上記の図は年代別のキャリアの考え方について、リクルートがリクナビネクストの中で記載しているものですが、非常に分かりやすくまとまっています。すなわち、企業が採用をする際に重視するポイントは4つあるということです。

①ポテンシャル…基礎学力や素質、職務遂行能力

②スタンス…仕事に対する価値観や考え方

③ポータブルスキル…業界を問わず生かせる仕事の強み

④テクニカルスキル…専門性や特定の領域での知識や経験

 

上記の図から考えますと、新卒や20代の若い方については、ポテンシャルやスタンスが重視され、30代になるとそれに加えて20代でどのようなポータブルスキルを蓄積してきたかが問われ、40代になるとさらに業務の専門性すなわちテクニカルスキルが評価の重要なポイントとなってきます。階層の上に行けばいくほど、求人の選択肢が少なくなり、結果として転職が難しくなることが分かります。

つまり、若いときは仕事に対する姿勢や、自分は仕事で何を成し遂げたいかというWILL(やりたいこと)が重視され、年齢が上がるほど何をなし遂げたいかは当然として、何が出来るのか、何を任せられるのかというCAN(出来ること)がポイントになるということです。

 

【20代での転職活動のポイントは2つあります】

★『仕事に対する姿勢』と『自分の強み』の確認

20代の転職希望者に対して、高い専門性を求める企業は殆んどありません。ポテンシャルとスタンスが重視されます。そのために、まずは自分の仕事に対する姿勢(スタンス)がどんなものであるかを整理しておく必要があります。具体的には、上司や先輩から仕事を頼まれたときに、自分の仕事の進め方やなぜそうしようと思うのか、自分だからこそ出来る強みなどを言語化してみてください。

 

★次もまたすぐ辞めるのではないか?にならない転職活動が必要です

いやだったから辞める、また次も嫌だったから辞めるという相談者がなんと多いことか。これを繰り返していくと、どんどん次の転職が難しくなり、待遇、条件その他がさらに悪くなっていかざるを得ないのです。このような方の特徴は企業選びの軸がしっかりしていないことによるケースが多いのが特徴です。

企業選びの軸とは、たとえば企業の規模や安定性、給与や待遇、業界の位置づけなど、その他もろもろとあります。これらをしっかりと選択しないと同じことを繰り返す危険性が高いのです。企業選択の軸をしっかりともって、本当に自分はなにがやりたいのか?どういう働き方をしたいのかをじっくりと考えた上で、転職活動を進めてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、20代の転職活動における大切なポイントをまとめさせていただきました。

転職の際には、是非参考にしていただければと思います。

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