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企業の採用力について考える

企業の採用力について考える

企業の採用力とは❔

景気の後退感はありますが、企業の採用意欲は減退するどころかますます高まっている感じがします。

ところで企業の採用力とは一体なにで決まるのでしょうか。これについては、いろいろな方が考えを述べていますが、かなり以前から考えている私の考え方は、今もほとんど変わっていません。

企業の採用力=企業力×企業イメージ×マンパワーです。

まず企業力ですが、これは私が説明するまでもなく、企業そのものが持っている力です。それは歴史や沿革、何を扱っているかなどの事業内容とその将来性、売上・利益、上場しているか否か、などその企業のもつ地力といってもいいかもしれません。

一方企業イメージとはどんなものでしょうか。マーケティングや広告でいうイメージとは、消費者が企業に対してもつ、印象や見方のことです。すなわち採用という視点でみますと、求職者、転職希望者、学生が企業に対してもつ印象や見方ということになりますね。

最後のマンパワーの主役は採用担当者です。最近はリファラル採用がのびているように、社員全員が担当者であるとも言えるかもしれません。

 

で、先ほどの《企業の採用力=企業力×企業イメージ×マンパワー》に戻りますが…。

この中の企業力ですが、これは1年やそこらでは変わるしろものではありません。長い年月をかけて上がったり、時には下がったりしていくものです。もちろん企業力が高いことに勝るものはありませんが、変化しづらいと言えます。

 

それでは企業イメージはどうでしょうか。例えば新卒採用における企業イメージというものを考えてみましょう。もともと学生は企業のことをほとんど知らないと言えます。就職活動を始める大学の2年〜3年生あたりから、この企業イメージというものを意識しだします。ということは、この短期間に、企業のイメージを構築し、良いイメージを持ってもらえるように努力すれば良いということになります。

先ほどの企業力とは違って短期間にイメージをあげる事が可能だということです。換言すれば、ある程度操作性が高いとも言えるでしょう。実体とかけ離れたイメージでは意味がありませんが…。

 

あとはマンパワーです。マンパワーの中心は採用担当及び採用チームだと言えます。先ほども述べたように、求職者や学生が最初に会うのは採用担当者です。ですので、いうまでもなく、採用担当者が採用活動に及ぼす影響力は絶大です。

最近では合同説明会や就職セミナーなどにいくと、昔と違って企業の説明をしている担当者に若い女性が多いのもこのあたりに関係していると思います。また、みなさんしっかり説明していますよね。

 

ここで大切なのは、採用力が企業力と企業イメージとマンパワーの掛け算できまるという事です。足し算ではないので、どれか一つマイナスあるいは極端に低くなってしまうと、採用力はかなり低下します。昨今の事例ですと、大手企業の一連の不祥事などは企業イメージが悪くなるので、採用に及ぼす悪影響もはかりしれません。

 

この3つのバランスがよくなった時に、採用力は飛躍するものと思います。

ただし、中小企業の場合は企業イメージのアップのために、それほど多くの投資をする事はできませんので、まずは採用に関する社内の体制(担当・役割分担など)を整備することから始めるのがよいかもしれませんね。