人生にはほんのわずかな時間が命運を分けることがあります。スポーツなどの勝負はもちろん、私たちライフラインの仕事である転職においてすらそうです。

大都市圏のようにいい求人やこれだっという案件が次々と出てくる状況であれば少し考えてからといった事も出来るのですが、地方の場合は良い求人案件がでても募集人員は1名で、それが決まってしまうとそれでその求人はクローズされるという場合がほとんどです。ですので本当にその仕事にチャレンジしたければ、すぐにエントリーしなければチャンスそのものがなくなってしまうのです。

1870年代、電線を使って人の声を送信する方法を研究していた二人の人物がいました。この二人グラハム・ベルとエリシャ・グレイは全く同じ日、1876年2月14日に特許申請を行ったのです。でもそのアプローチに違いがありました。ベルは自ら特許庁に足を運び、その日で5人目の申請者でした。ところがグレイは弁護士を代わりに行かせ、ベルより1時間遅れるのみならず予備申請しかできなかったのです。この後の結果はみなさんがご存知の通りです。

参考文献…人生はZOOっと楽しい《文響社》

【偉人たちの名言】

※この地上ではなすべきことが実に多い、急げ。　ベートーヴェン

※人は両端が燃えているローソクのようでなければならない　　ローザ・ルクセンブルグ