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転職はしたいけど、給与は下げたくない!

当社へ転職のご相談やご登録に来られる方の多くは、現在仕事をしていて、いい転職先があればと考えている潜在的な転職希望者です。おそらくその大半の方は現在の給与や年収をアップさせたいと考えているでしょう。

では転職と年収の関係は一般的にどのようになっているのでしょうか。

 

上記リクルートエージェントの資料にあるとおり、転職により年収がアツプするのは一般的には34歳くらいまでのキャリアアップ転職の場合です。

さらに下記の図のように、転職回数が増えるにつれて、年収はダウンする傾向があります。

 

ところが実際に相談に来る方の多くは、できれば年収は下げたくないと考えています。比較的若い方であれば当然の事だと思いますし、そもそも転職したい理由がそれであればなおさらのことですね。

では管理職や比較的年収の高い方の場合はどうでしょうか。このケースでも、私は現在年収が⚪️⚪️万円なので、なんとかそれを維持したいという方が多いのが現実です。私が思うのは、それだけもらっているのであれば、転職しなければ…というのが正直あるのですが、そこは他にもいろいろと転職したい、またはしなければならない事情があるのはわかります。

 

仮に年収1,000万円の方が、転職先で役職についてそのまま1,000万円を維持できた場合でも、その先には多くの困難が待ち受けています。たとえば以前の職場ではうまくいっていたが転職先では思い通りに実力が発揮できない、またいきなり役職について周りから反発される場合、そして人間関係やコミュニケーションがうまく行かずにパフォーマンスが上がらないなどです。そうなると、期待外れということで、入社早々その方の評価が下がってしまいます。

 

このようなケースで参考にして欲しいのは、企業経営におけるリストラクチャリングや再構築の際の手法として使われる『シュリック・トゥ・グロー』という考え方です。難しいようですが、これはいったん組織を筋肉質にしたうえで、新たな成長をめざすというものです。ですので日本語では成長のための縮小といわれています。

 

具体的には、やりがいのある仕事に就いて成長するために、いったん地位や給与を下げるというやり方です。

 

自分のことで恐縮ですが、私が50歳をすぎて現在の会社に転職したときには、給与は以前の半分になりました。当時は住宅ローンがあり、次男がまだ高校生でこれから先どうしようかと悩みましたが、やれるだけやってみようということで自分なりに努力し、現在では以前の年収に戻っております。

 

いきなり管理職として転職するよりも、管理職候補のような立場で入社して、実力を発揮し、周囲から認められて、晴れて管理職に昇進するといったケースのほうが理想的ですよね。一時的に給与はさがりますがイーブンに戻し、そしてさらに上をめざすのです。

 

 

一方、採用する企業側にしても、いきなり管理職あるいは高収入というのは、必ずしも前職と同じ実績やパフォーマンスをだせるかどうかがわからない中では、リスクが伴います。

また、入社時に一時的に給与は下がっても構わないですが、実績をみて正当な評価をしていただきたいという方の方が信用できるのです。

 

このように考えて転職活動をすると、企業側も低リスクで採用できるのであればということで、おそらくいい転職先に巡り会える可能性もぐっと高まります。

経済的には少し厳しいかもしれませんが、なによりその方が気分的には楽で、リラックスして仕事ができますから、おそらく結果も早く出るのではないでしょうか…。