福井の求人倍率が全国1位に返り咲き!
有効求人倍率
厚生労働省が28日に発表した北陸3県の有効求人倍率は、福井県が前月比0,02ポイント上昇して、2.15倍となり、5年8ヶ月ぶりに全国1位に返り咲きました。富山県は2.02倍でバブル期以来26年4ヶ月ぶりに2倍台を記録、全国6位、石川県は1.97倍で全国8位でした。3県とも全国平均の1.63倍を大きく上回る状況がつづいています。
福井では、新規求人数が前年同月比で4.9%増えた。特に製造業が18.1%増と伸びている。旺盛な設備投資を背景に設計・開発などの大口求人がでた汎用・生産用機械器具や地場の繊維産業が牽引した結果となっています。
富山は5.9%の増加で、大型スーパーの開業で大口の求人がでた卸売・小売業が11%伸び、建設業でも慢性的な人手不足を背景に31.6%増加しています。
石川も3.4%増で、過去4番目の高水準となっています。多店舗展開する飲食店から調理やホールスタッフの大口の求人がでており、宿泊・飲食サービスが13.1%、製造業や医療・福祉の分野でも大きく伸びています。
《参考資料:日本経済新聞9月29日》