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新しい事業年度の始まりにあたって

新しい事業年度の始まりにあたって

昨日を持ちまして前期の事業年度を終え、本日より株式会社ライフラインとしては、第19期目に入ることになります。昨年度もお客様、派遣スタッフとして働いて頂いている皆様、それから関係するすべての皆様のおかげで、ほぼ計画通り事業を進めることが出来たことに感謝しております。皆様本当にありがとうございました。

 

今期のテーマは挑戦

 

挑戦の歴史

当社ライフラインは、設立当初は運送や物流関係の仕事を中心に事業をしておりましたが、平成18年に労働者派遣事業ならびに職業紹介事業の許認可を取得し、その方向性を大きく転換しました。その後5~6年間は主として単発派遣(日雇派遣)を行なっており、こちらで事業を大きく拡大することが出来ました。ところが平成24年の10月、当時の民主党政権下において労働者派遣法の改正(改悪?苦笑)があり、いわゆる日雇派遣が原則禁止になったことで、売上のほぼ99%が日雇派遣だった当社は、崖っぷちのピンチに立たされたのです。

 

相当に悩んだ結果、サンズという業務請負の会社を新たに立ち上げて、単発派遣の仕事のなかで請負で出来る業務を担当することになりました。その後サンズは北陸のオンリーワン企業として、飛躍的に発展を遂げることが出来ました。

 

そのこと自体を今から振り返ると、経営的にも素晴らしい判断だったのですが、当時業務のほとんどが単発派遣であったライフラインからすると仕事が突然なくなったのです。どうしよう…。

 

長期派遣と人材紹介への転換

ということで、平成25年からは長期で派遣を受け入れてくれる企業様の開拓を始めました。一社また一社と少しずつお客様は増えていきましたが、なかなか事業のベースを確立するまでには行かず苦しい状況が続いたのです。人材の紹介においても企業様からのニーズはあっても、人材がいないのでなかなか紹介にいたらず悔しい想いの連続でした。

そのような状況が1年程続くなかで、提案していた企画内容が思いがけず奇跡的に認められ、石川県から『いしかわ若者就職バックアッププログラム』という若者の就職支援事業の委託を受けたのです。我々のような小さな人材会社に…。大学を卒業しても就職出来ない人がいる、会社を辞めたが何をしたらいいかわからない、そのような方のお役に立てれば。

 

いしかわ若者就職バックアッププログラム

いしかわ若者就職バックアッププログラム 平成26年度

 

平成25年に初めてこの事業の委託を受けてからは若者の就職支援に力をいれ、その結果3年間続けて受託する事が出来、石川県の事業がなくなった翌年は金沢市から同様の業務を受託しました。

悩める若者の就職支援、これがライフラインとしての次のステージとなり、景気の回復とともに行政による事業がなくなった今でも、若い人材の就職相談や転職紹介は、当社の使命として事業の中心に位置づけております。

 

スピードジョブズの展開

人材不足が続く中、当社も従来のやり方ではなかなか人材が集まらなくなってきました。人材会社がいくら広告にお金をかけても人を集められない…。これは深刻な問題です。

そこで考え出したのが、従来のフリーペーパーなどの媒体に頼るのではなく、求職者や潜在的な転職希望者の方が気軽に相談できる場所を作ろう。それがスピードジョブズだったのです。

スピードジョブズ

スピードジョブズとは

 

このように18年間という短い歴史の中で、ライフラインは新たな挑戦をし続けてまいりました。そして今年のテーマも挑戦です。同業他社のやらないことに果敢に挑戦する。人材会社として、仕事を探している方には出来るだけ希望に近いお仕事を紹介し、その結果として人材不足に苦しむ企業様のお役に立てるように精一杯努力します。

今期もグループ理念である、必要不可欠な存在であり続けることを目指してまいりますので、今後ともライフラインをどうぞよろしくお願い致します。