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美女にライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?

世の中が思いつかない圧倒的に凄いもの

『美しい女性を口説こうと思ったとき、ライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。その女性が何を望んでいるのか、見極めることが重要なんだ』これはスティーブ・ジョブズがiMacの開発をしていた当時、周囲に語った言葉として有名です。普通はライバルの動きを気にして少しでも先を行こうと考えますが、それはジョブズの生き方ではなかったのだと思います。大切なのはライバルよりもちょっといいものを作ることではない。世の中が思いつかない圧倒的に凄いものをつくることなのだとも言っています。

スピードジョブズの立ち上げ

私どもはこのスティーブ・ジョブズさんの名前からヒントを得て、今から約2年前に当時世の中になかった来店型の民間版ハローワークともいえるスピードジョブズを立ち上げました。なにしろ前例がないということで、労働局等の監督機関に足しげく通い、店舗の目的や機能などを説明し続け、ようやく理解してもらうのに半年近くかかりました。

その後はおかげさまで順調に推移し、現在では2店舗(金沢・小松)に拡大することができましたが、充分に機能しているとはいえません。人材を必要としている企業様と仕事を探している求職者の方のマッチングが主な業務なのですが知名度やブランド力がないため、求人数も求職者数も圧倒的というわけではないのが現状です。

おそらく営業的にも努力不足なのだと思いますし、もしかしたら来店される求職者の方が本当は何を望んでいるのかをきちんとヒアリングできていないのかもしれません。いろいろと問題は山積です。が…

ライバルを見て、バラの本数を増やすことは普通の戦略であれば悪いことではないものと思われますが、ジョブズの名前からヒントを得たこのビジネスにおいては、バラの数を増やすのではなく、美女を月世界旅行に誘うくらいの気持ちで取り組みたいと思います。少なくとも、来店していただいた方にはそういう夢を描いてもらえるようになりたいと考えております。