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転職で失敗する理由とは?

日々転職希望者の方のご相談をお聞きしていて感じることは、これだけ転職が当たり前の世の中になっていても、おそらく転職の成功率は50%以下でしかないかなと思います。上手くいかない理由の主なものとしては、まず会社ごとの条件、すなわち給与や待遇、福利厚生などの単純な比較で決めてしまおうとするからです。

労働力を売る側、すなわち転職希望者や求職者側からすると『自分が一番高く売れる場所を探す』というのは当然のことですが、それをいくつかの会社の中から、単純な条件の比較だけで選ぶというやり方では失敗する可能性が高くなります。

ではどのようにして転職先を選んだらいいのでしょうか。それは、市場や会社が伸びているということがポイントになります。すなわち、今ではなく将来を見ることが重要です。問題を起こして業績が悪化している超大手ブランド企業は、30年前には就職においても人気企業ランキングの上位でした。30年間業績を維持し、成長をし続けるのは難しいということです。

一方多くの人は転職を考える際に、今までの経験を活かそうと、現在の会社と似たような業界や仕事を選びます。そうすると、市場の大きさやマーケット自体は変わらないにもかかわらず、むしろ転職によって社内での知識、人脈、経験値の蓄積がゼロになりますからその分が不利になってしまいますね。

そういう意味では、様々な業界や会社の特徴を理解しているその道のプロ、良い人材エージェントに依頼するのもひとつの転職の方法と言えるのではないかと思います。